ボーイズグループ『INI(アイエヌアイ)』メンバーの尾崎匠海さん。
読み方は『おざきたくみ』さんです。
デビューオーディション期間中、『過去のアイドル活動中に誹謗中傷ががあったこと』によるトラウマが表れているシーンが放送され、話題となりました。
グループのセンターとしての役割を担っているはずなのに存在感を出せずに苦悩する尾崎匠海さん。
そんな中、オーディションにトレーナーとして参加されていた仲宗根梨乃さんから「まだまだカッコつけてる」と指摘を受けます。
尾崎匠海さん・仲宗根梨乃さんとのやり取りの中で『誹謗中傷によるトラウマ』が浮き彫りになっています。
今回の記事では『尾崎匠海さんが誹謗中傷について話されている場面』を全文文字起こしいたしました。
併せて『尾崎匠海さんへの誹謗中傷』に関する場面配信後の意見を掲載しています。
【尾崎匠海】誹謗中傷に涙する場面の全文(文字起こし)
こちらの項目では、日プ2オーディションのGYAO!配信#7での『尾崎匠海さんが”誹謗中傷の経験”について明かした場面』についてまとめています。
尾崎匠海さんが誹謗中傷の経験を明かした『仲宗根トレーナーのレッスン中の会話』については全文を文字起こししています。
そのレッスン前の状況については大まかにまとめさせていただきました。
仲宗根トレーナーのレッスン前の様子
ボーイズアイドルグループ・オーディションの日プ2。
オーディション期間中にはグループに分かれて楽曲の歌唱・ダンスを披露する機会があります。
ある回で、尾崎匠海さんは『Dynamite/BTS』を演じることに。
グループ内ではセンターの座を勝ち取ります。
「まだ自信のない自分もいるから、そういうものが練習期間で取れれば…」
とも話しています。
ダンストレーナーのKENZOさんにも、楽曲を診てもらった他グループのメンバーにも
「匠海。センターが目立ってない」と指摘を受けます。
仲の良い練習生(オーディションに参加しているメンバー)にも相談します。
しかしセンターとしての感覚を掴めず苦悩が続きます。
そんな中で、仲宗根トレーナーによるレッスン時間。
詳しい会話内容は以下に続きます。
仲宗根トレーナ・レッスン場面全文(文字起こし)
尾崎匠海さんが所属する5人グループ。
そのメンバーが仲宗根トレーナーのレッスンを受けている場面。
指導を受けている楽曲は『Dynamite/BTS』です。
仲宗根:追及とか研究とかしてると思うので、オレの前では逆に遊んでほしい。
Dynamiteのように弾けたみんなが見たい。
(トレーナーの前で楽曲の歌唱・ダンスを実践)
仲宗根:匠海さぁ。オレ的には何かカッコつけてんだ。まだ。自分で新しい自分に出会える努力をして欲しい。
尾崎匠海:はい!(真剣な表情で頷きながら)
仲宗根:何なの?ポリシーなの?何が止めてるの?
(仲宗根トレーナーも突破口を見つけられるように考えを巡らせている様子)
仲宗根:なんか爆発したくない?
尾崎匠海:したいっす!
(この辺りから尾崎匠海さんの表情に辛さ・苦しみに歪み始めます)
仲宗根:でしょー!
尾崎匠海:ちょっと…。何だろう…。
尾崎匠海:
昔、音楽活動をしていたんですけど…やっぱ、誹謗中傷とかあるじゃないですか。
そういうのを見た時に、正直…。
(泣かないように声も涙も押し殺しながら、とても辛そうな尾崎匠海さん。)
まあ…何というか、正直に…
そういうのを結構言われた時期があって。
なんか…その時に…。
(話を続けられず、でも泣かないように目頭を強く押さえる尾崎匠海さん。)
(背中をさすって尾崎匠海さんの心を支えようとするメンバー。一緒に涙しているメンバーも。)
仲宗根:出せ!出せ!隠すな!そういう所を出す!
尾崎匠海:カメラを向けられた時に、こうしちゃいけないとか。
こういう立ち居振る舞いをしたら、こう見えるとか。
そういうことばっか考えちゃって…。
(涙も泣き声も、必死に抑え込みながら話す尾崎匠海さん)
(英語で『うん』『それから』と相槌を打つ仲宗根トレーナー)
尾崎匠海:なんかそういう所がダメだと思うんですけど…。
仲宗根:(上記に間髪入れず)ダメじゃ無い!
私はあなたのカッコよくない部分が大好きです。
(尾崎匠海さんの両手をしっかりと握りながら話す仲宗根トレーナー)
仲宗根:そういうものを、私は全部、全部受け止めます。
いいんだよ。オープンにして。……OK?
レッスン場面は以上で終わっています。
以下はレッスン後のコメントです。
尾崎匠海:やっぱり、できない自分がいたんですよね。
ぜんぜん傷ついていないと思ってたんですけど、内心傷ついた自分がいて。
それが今日、吐き出せて。
ありのままで行こうと、より思いました。
もちろん、センターのプレッシャーとかあります。
でも、そういうのじゃなくて。
作らない表情というか、素の出た表情が今はできてると思うんで…。
それが国民プロデューサー(視聴者)にどう届くか、楽しみです。
尾崎匠海さんが誹謗中傷を明らかにした場面は以上で終わっています。
【尾崎匠海】誹謗中傷を話す場面の実際動画
実際の場面を動画で掲載させていただきました。
尾崎匠海さんの苦悩に同調するかのように涙するメンバー。
心に寄り添うように背中に触れているメンバー。
そして尾崎匠海さんの苦悩に対し、共に向き合われている仲宗根トレーナー。
沢山の人の愛を感じる場面です。
具体的に『誹謗中傷の件を明かしている場面』の前には、センターとしての姿が見いだせずに苦悩する尾崎匠海さんの姿があります。
そして尾崎匠海さんを励まし、助けようとする練習生たちの姿も描かれています。
【尾崎匠海】実際の誹謗中傷コメント・日プ2運営の対応
実際の『誹謗中傷内容』について調査しましたが、見当たりませんでした。
最近では誹謗中傷から訴訟へと進展するケース、命を絶たれるケースもあります。
既にtweet等の足跡は消去されている可能性があります。
尾崎匠海さんが過去に受けた誹謗中傷コメントは見当たりませんでしたが、オーディション期間中においても尾崎匠海さんへのネガティブなtweetが散見されています。
以下は日プ2オーディション参加以前の番組出演に関連したtweetです。
これについては『過去は過去。現在は問題ない』と反論しているツイートが多数存在しています。
むしろ、アイドルとして世に出ようと頑張っていた努力と捉えられ『かえってカッコよさが増した』という意見もありました。
尾崎匠海さん以外のオーディション練習生(参加者)への誹謗中傷が氾濫している状況に対して日プ2運営者も対処しています。
日プ2公式サイトにはGYAO!配信開始前の2021年2月時点で『誹謗中傷をしないで欲しい』との視聴者への要望が掲載されています。
しかしGYAO配信後にはシーズン1の時と同様に『練習生の過去』を持ち出した誹謗中傷が後を絶ちませんでした。
さらに2021年6月、再度の誹謗中傷への注意を促しています。
以下、日プ2公式に掲載された文書の抜粋です。
”今なおSNS等では練習生に対する誹謗中傷が続いており、その一部は明らかに許容限度を超えると言わざるを得ないものが見受けられます。
彼らのこれまでの人生や、まだまだ未熟な面もある現段階の彼らには様々な失敗や未熟な面があり、みなさまの批判や厳しいご意見を受けることもあると思います。
しかし、まだ一般人である練習生たちはPRODUCE 101 JAPAN SEASON2という場所で自分の夢を見つけ、デビューを目指し、夢へ向かって一生懸命努力しています。そんな彼らの心を傷つけるような行為は決して許されるべきではありません。”
【尾崎匠海】視聴者の声を調査
日プ2で『尾崎匠海が誹謗中傷を受けていた』という事を明かした場面を受けて、視聴者にはどのような声が生まれたのでしょうか。
その一部を紹介させていただきます。
過去の誹謗中傷から表現を自分で制限してしまうくらいの傷を背負っていた尾崎匠海くん。彼が第一回放送で言った「今までのことを無かったことにしたくない」が何十倍にもなって今響いてる。今日のあのシーンは涙無くして見れなかったな。仲宗根さん、尾崎くんを救ってくれてありがとう。
— キッド (@cobaltberry33) May 20, 2021
GYAO!配信内容で、尾崎匠海さんは他のグループ参加時に『リーダー』にも『センター』にも立候補しない場面がありました。
誹謗中傷によるトラウマから、無意識にそういった選択をしていたのかもしれません。
前に自分ではリーダーやセンターを立候補せず推薦してた匠海くんいいこだなって思ってたけど昨日の放送でそれは昔された誹謗中傷のトラウマが原因で悩んで涙する姿をみてなんというかこのこは守らなきゃって母性が荒ぶった。誹謗中傷絶対ダメ #尾崎匠海
— ぽみ (@sapominne) May 21, 2021
【尾崎匠海】誹謗中傷を語る場面(全文)を紹介!のまとめ
今回の記事では尾崎匠海さんが『”日プ2オーディション”参加中に誹謗中傷の経験を明かした』という事に関連した内容をまとめさせていただきました。
該当場面からは同じ練習生やトレーナー(指導者)の愛が感じられます。
視聴者からも励ましのtweetが多数。
しかし、こういった場面が放送された後でも練習生への誹謗中傷はやまず、日プ2運営者から正式に『誹謗中傷への注意』が行われる事態となっています。
この度は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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