美馬学・アンナの子供に手が無い!障害に対する夫婦の考え・行動を紹介!

人物
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野球選手である美馬学さんと、美しい奥様のアンナさん。
お子様誕生の瞬間とともに「子供に手が無い」という事実を突きつけられました。

一時は深いショックの中にいたお二人ですが、周囲の支えから心に変化が生まれました。

美馬学さん・アンナさんのお子様が1歳になる頃には…
「障害者が生きやすい世の中になるよう貢献したい」
との気持ちを胸に、様々なことを悩み・考え・行動されています。

夢に向かって歩む美馬学さん・アンナさん。
今回の記事ではお二人の足跡に関連して以下の点をまとめました。

●出産直後に「子供に手が無い」事が判明した時の心情
●美馬学さん・アンナさんがお子様の成長を通して考えたこと・行動したこと
●美馬アンナさんが様々な人と交流した対談の概容
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【美馬学・アンナ】子供に手が無いことを知ったのは誕生の瞬間

美馬アンナさんはお子様誕生の瞬間を振り返り、以下のように話しています。

”医師に「手が無いんですけど」と聞き、びっくりを通り越して『無』でした。そのあとは「申し訳ない気持ち、五体満足に生んであげられなくてごめんねという気持ちだった”

ご主人さまがプロ野球選手のアンナさん。
「子どもが大きくなったら野球選手に…」
「右手がある子どもの姿」を思い浮かべながら沢山の未来を夢見ていたと思います。

その夢が一気に崩されるのですから、衝撃はとても大きかったと思います。

もしかしたら「子供の手が欠損しているのは私(母体)のせい?遺伝子のせい?」
など、自分の責任を無条件に探しまわっていたかもしれません。

とてもお辛かったことと思います。

世の中には様々な先天性障がいがあり、「右手が無いくらいで…」と思われる方があるかもしれません。
ですが周りから見てどんなに小さなことであっても、当事者にとっては途方もなく重く・辛い事もあるのではないでしょうか。

出産時には大きなショックに打ちのめされた美馬アンナさんですが、ご友人・ご家族様に支えられて前向きに…。

美馬学さんからは以下のように告げられたそうです。

”お腹の中で『障がいがある』と分かっていたとしても『生んでくれ』と言っていたし、自分たちの子供に生まれて本当に良かったと思わせてあげられる自信がある”

【美馬学・アンナ】子供の手の障がいに対する夫婦の考え・行動は?

この項目では、美馬学・アンナさんがお子様の手の障がいをきっかけに考えたこと・行動したことを紹介させていただきます。

美馬学・アンナさんはお子様の誕生を機に以下の夢に向かって進まれています。

●野球やスポーツを通じて健常者と障がい者をつなぐ活動
●障がいを持つ子供の家族が意見交換できる場所をつくること

美馬学さんの移籍・育児への考え

2020年12月、美馬学さんはTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に出演されています。
その際「楽天からロッテへの移籍が家族のためであったと話されています。
「妻の両親が近い所(関東)に行った方が僕も安心して野球ができる」と理由を挙げられていました。

2021年1月17日配信のライブドアニュースには以下の言葉も残されています。

”先ばかり考えてネガティブになってもしんどいので、その都度、一緒に向き合ってあげたいなと。先のことは今、何も対処できないですから。もしかしたら想像以上に何でもできちゃうかもしれないし、できなかったことだけ手助けできればいい。その準備だけはしておこうと思います。”

子ども自身が可能性を広げている姿から沢山の事に気づく

美馬学・アンナさんはお子様の姿を見て「障がいがあるからこれができない。あれもできない。」という考えから「障がいがあってもこれもできる。あれもできる」という考え方に変わっていきます。
小さなお子様でも自分なりに工夫し、可能性を広げて行く場面が沢山あると言います。

例えばボールを前にして…
いつもだったら左手でつかむのに、左手を出さないで延々と右手でつかもうとして…。
『何でつかめないの?でも、転がすことはできるんだな…』と一生懸命に考えているように感じるそうです。

一生懸命な姿に勇気をもらえることもある…と話されています。

右手で物や体を支えたり、物を手繰り寄せたり…。
自ら工夫しながら、できることが増えているそうです。

 

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美義姉装具士との対談で義手について考える

美馬アンナさんは義姉装具士の方との対談もされています。
お相手は国立障害者リハビリテーションセンターの中村隆さん。

四肢等に欠損がある場合、義手・義足を利用する方がいらっしゃいます。
中には「義肢を使用しない」という選択をする方もおられます。

個人の考え・生き方・環境によっては義肢を使用しないほうが生きやすいことがあるかもしれません。

義肢装具士である中村隆さんの意見としては、以下のように話されていました。

”訓練して義手が使えるようになっても、使わない選択をする子供もいます。でも、訓練したプロセスはすごく大事で、必要とあらば将来また使うようになるかもしれない。そういった選択肢が増えたという事は、日本が豊かになった証拠。昔は選択肢が無くて、みんな我慢していたわけですから。”

”パラ陸上の辻沙絵選手のように、走るときのバランスを整えたりトレーニングのサポートだったり、必要な時だけ義手を使う。つまり、彼らの能力を増幅させるもの。”
(引用:2021年3月31日配信yahoo!ニュース)

この対談の中で美馬アンナさんは以下のように話されています。

”「できる」という成功体験が積み重なると、子どもに自身も生まれるだろうし、もしかしたら義手によって、子どもたちの体だけじゃなくて、心も養われていくのかもしれませんね。”

義手を使うことは単純に「指先の機能を補う」という意味だけではなく

●成功体験できる機会を増やす
●手を使う機会を増やすことで体の左右バランス良い発達を促すことができる
●将来の選択肢を広げる

といった意味があるのではないでしょうか。

手指に障がいがある娘さんがおられる「先輩ママさん」との対談

美馬アンナさんはNPO法人「Hand&Foot」で代表理事を務める浅原ゆきさんと対談されています。
話の内容は「障がいを持つ当事者や家族が困ること・悩む事」が中心となっています。

浅原ゆきさんのお話では…
”悩むことは概ね一緒。でもそれに対する向き合い方・考え方はみんな違う”とのことでした。

「指が無い理由」について問われた時の対応

「自分にはなぜ指が無いのか」と問われた時の対応に関するお話です。
子供の成長に伴って「たいていのご家庭でいつかは訪れる」と浅原ゆきさんは話されています。

その時に備えて各御家庭では様々なシミュレーションを行います
想像通りに進まないことも多々あり、涙するご両親も多いようです。

そうだとしても「シミュレーションはしておくことは大切」と浅原ゆきさんはお考えのようです。

心の準備をしていくことで、しっかりと子どもの声を聴き、冷静に対処できる可能性が高まる…という事ではないでしょうか。

子供たち同士でも同じ障がいをもった者が出会えた方が良い

浅原ゆきさんは”子供たちも同じ状況の相手同士が出会えることが大事”と話されています。

例えば「手指がなくても野球をしたい」と同じ思いを抱える子供はいるはず。

でも簡単に出会えないことが多いのが現実
片手で野球をする感覚は監督やコーチに分かり難い事もあります。
結局は自分で試すしかなくて、悔しくて泣いちゃうこともあるそうです。

浅原ゆきさんはこの現状に対して以下のように話されています。

”もし同じように悩んでいる同年代の相手・先輩がいたら嬉しいと思います”

この対談を通して美馬アンナさんは以下のように話されています。

”子供たちが元気で明るく生きていける環境を、自分たちは作っていきたいなと思います”

※浅原ゆきさんとの対談内容につきましては「WEBサイト”Hint-Pot”」のインタビュー記事を参照させていただきました。

美馬学・アンナの子供に手が無い!障害に対する夫婦の考え・行動は?のまとめ

今回の記事では美馬学さん・アンナさん・そしてお子様の歩みについて触れさせていただきました。

お子様の出産直後に「子供の手が無い」という障害をたたきつけられたお二人。
最初は本当にお辛かったことと思います。

ですが、周囲の支えにより心を立て直していかれました。
そして、子ども自ら試行錯誤する姿から勇気をもらうことがあったり…。

「障がいを持った子供たちが明るく生きていける環境を作りたい」と行動もされています。

義肢装具士の方との対談では「義手」の持つ意味を様々な視点から学ばれています。
先輩ママさんとも対談されています。
その中では「障害を持つ子供」の親たちがどんなことに悩み、どんな風に向き合ってきたのかといったことを話されていました。

未来へと進む子供たちが、より明るく生きられるよう、これからの情報発信・ご活躍を楽しみにしています。

この度は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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