京都大学で再生免疫学を専門に研究されている河本宏(かわもと・ひろし)教授。
2021年、キラーT細胞によるコロナウィルス撃退治療で話題になっています。
河本宏教授はどの様な人なのでしょうか。
今回の記事では河本宏教授について下記のことをまとめました。
●河本宏教授の高校・大学など学歴
●河本宏教授の経歴
●河本宏教授の趣味・特技などプロフィール
河本宏教授はイラスト描画がプロ並みにお上手です!
WEB誌上で直筆イラストを使用されているものもありました。
記事内ではその点についても触れさせていただいています。
河本宏教授の年齢・出身・血液型
河本宏教授の年齢は60歳(2021年時点)です。
お誕生日は…
1961年(昭和36年)6月9日。
京都生まれ・京都育ち。
血液型はO型だそうです。
河本宏教授の高校・大学など学歴
こちらの項目では河本宏教授の高校・大学など学歴をまとめました。
●1980年・京都府立洛北高校卒業
京都府洛北高校(普通科)の偏差値は60前後。
しかし同校から京都大学などの難関大学へ進学率は『中高一貫コース』出身者の方が高いと言われています。
『中高一貫コース』は高校からの編入は無く、中学入試を経て入学するコースです。
京都府洛北高等学校附属中学校の偏差値は63です。
●1986年・京都大学医学部卒業
3年間の内科研修後、1989年より京大病院第一内科大学院へ進学。
輸血部の伊藤和彦教授のもと、ADA欠損症患者の遺伝子解析および遺伝子治療の基礎研究を行う。
1993年 京都大学博士課程所定の単位習得。研究指導認定を受ける。
1994年より京都大学再生医科学研究所に在籍。
血液細胞の系列決定過程およびT細胞初期分化についての研究を開始。
河本宏教授の経歴・職歴
こちらの項目では河本宏教授の経歴・職歴についてまとめています。
2021年時点では京都大学医学部卒業から35年の河本宏教授。
その経歴を極端的にまとめると…
『内科勤務医として働きながら再生医療・免疫学研究に従事』
という形になります。
1986-1987年 京都大学医学部付属病院(研修医)
1987-1989年 関西電力病院(内科)勤務
1989-2001年 京都医療少年院(法務技官内科医師)勤務
2001年より京都大学医学部免疫細胞生物学教室助手となる。
2002年より理研免疫アレルギー科学総合研究センターチームリーダーに就任。
免疫細胞を用いた再生医療的アプローチ研究に携わる。
1991-2002年 関西電力北支店産業医(非常勤)
1993-2001年 京都大学再生医科学研究所免疫講座(非常勤講師)
河本宏教授は京都大学再生医科学研究所の研究室に在籍されています。
上記研究室ホームページでは下記のスローガンが掲げられています。

難し過ぎます…
そもそも単語の意味がわかりません。
かなり雑な解釈になってしまいますが、上記のスローガンを簡単に説明すると下記のようになります。
①赤ちゃんが生まれる時って、精子と卵子が出会って小さな一つの細胞ができます。
②その『たった一つの細胞』がどんどん分裂して、胎児へ、赤ちゃんの形へと変化していきます。
③最初は『たった一つの細胞』ですが、そこから赤ちゃんの皮膚・神経・骨・臓器などの細胞が作られていきます。
④皮膚や神経・骨・臓器などの細胞って、それぞれに働きも見た目も違います。
最初は『たった一つの細胞』なのに『皮膚の機能』『神経の機能』『骨の機能』『臓器の機能』…とそれぞれの役目に合った細胞へと変わっていくんです。
つまり『たった一つの細胞』は1個➡2個➡4個➡8個➡・・・・と分裂して増えますが、全く同じ細胞がどんどん増えているわけではないのです。
必要とされ、目的に合った形の細胞へと変化しながら増えているんです。
『分化能が限定されていく過程』というのは上記の『必要とされ、目的に合った形の細胞へと変化しながら増える過程』に相当します。
さらに河本宏教授のスローガンには『その分子構造の解明を…』とあります。
それを分子のレベルで考えています。
ということになります。
河本宏教授のプロフィール
この項目では河本宏教授のプロフィールをまとめました。
家族 :既婚・3児の父
趣味:絵画・食虫植物・プラナリア
小学校6年生から植物が好きになり、大学生頃までは山野草・洋蘭・食虫植物を集めて育てていたそうです。
食虫植物は『日本食虫植物愛好会』主宰の即売会で購入したり、同趣味の弟さんから譲り受けたもの。
趣味のイラスト・絵画はプロ並みです!
子供のころから漫画を描くことが好きだった河本宏教授。
1990年の大学院2回生時代、26ページにもわたる作品を仕上げ、ビッグコミックスピリッツ(小学館)に原稿を持ち込んでいます。
その作品は奨励賞を獲得。
大きな賞ではないものの『やる気があれば担当者を付けてデビューの道も…』との声がかかっていたそうです。
高校生の頃から油彩画を始め、大学では美術部に所属。
油彩風景画を中心に描かれています。
テレビでの説明用イラストや各種WEBサイトで河本宏教授の絵画を見かけることができます。
下記のTarzan記事中の挿入画も河本教授によるもの。
京大・河本宏教授に訊く「知っておきたい、免疫のこと」 https://t.co/JQcLxPJzY7 #ターザンウェブ pic.twitter.com/CKf7mFnq1j
— Tarzan (@Tarzan_mag) December 26, 2019
下記は学術的なことをわかりやすく説明されたイラストです。
たしかに『わかりやすい』のですが、単純に可愛い絵ですね!
今週号から、
新連載「臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学」
が開始!第1回では導入として、基本的な免疫の仕組みをおさらいします。
企画者の河本宏先生(京大)直筆イラストは必見です!🦠 https://t.co/aimgW7eqJt pic.twitter.com/BmC7Vp4dGo— 医学のあゆみ (@IGAKU_AYUMI) July 22, 2020
『河本宏教授の年齢や高校・大学など学歴と経歴・プロフィール』のまとめ
今回の記事ではキラーT細胞によるコロナウィルス撃退治療で話題になっている河本宏教授についてまとめました。
高校は京都府立洛北高等学校。
大学・大学院は京都大学。
大学卒業後は勤務医として働きながら再生医療の研究に取り組まれています。
趣味は絵画・イラスト・食虫植物の飼育。
特にイラスト・絵画はプロ並みの腕前です!
この度は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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