高視聴率ドラマ「半沢直樹」にも出演されていた児島一哉さん。
俳優として見かけることが多くなりました。
その演技があまりにも自然で、後にネット情報などから出演していたことに気づく方もいらっしゃるようです。
その他の優れた能力はあるのか。
こういった点についてまとめました。
児島一哉さんの略歴
小学校:当時の八王子では最強のサッカークラブに所属。キャプテンをしていました。
中学校:陸上部
高校 :東京都立日野高校
高校卒業後、お笑いを目指す。
スクールJCAの一期生として受験するが、当時は試験官と目を合わせることができず、声も小さく、外見も良くなかったため不合格となりました。
しかしパチプロの勝率が80%ほどであったことから「入校料を払う」という条件付きで補欠合格。同期合格者は7名。児島一哉さんは唯一の補欠合格者となりました。
コンビ結成の際には4人に断られました。
俳優起用のきっかけ
2008年に黒沢清監督作品「トウキュウソナタ」でデビュー。
本来はドランクドラゴンの鈴木拓さんにオファーがあったそうですが、スケジュールが合わなかったため、児島一哉さんに話が舞い込んできました。
演技の秘密
コントの中で鍛えられた
芸人の中でも役者に向いている人とそうでない人がいます。
コンビの力関係は様々ですが、その中でも相方が書いた台本で役を演じていくうちに演技力が鍛えられていくパターンがあるようです。
ダウンタウンも、ネタを作っている松本さんより、浜田さんのほうがドラマ出演は多くなっています。
『〇〇じゃないほう芸人』という言葉がありますが、児島一哉さんの場合は単に存在感が薄いというのではなく、どんな役にも馴染んでしまう個性なのかもしれません。
芸人さんの中には「自分が書いた台本でなくては演技が辛い」という方もいらっしゃる一方で、児島一哉さんは相方が作った台本に沿って演技をすることができました。
それが一つの才能なのかもしれません。
役への馴染みやすさと役割の理解
ところで、児島一哉さんは『役になじむ』ということを意図的にやっているのでしょうか。それについて調べましたが明確な答えはありませんでした。何かのインタビューにおいてこの点について「何も考えていない」と言ったとか、言わないとか…。
有吉さんとの会話の中では演技についてこのように話されています。
『ずば抜けて上手いとは思わないけど、たぶん邪魔をしないんだと思う。変な個性も出さないし。』
このことからも、児島一哉さんが自身の役割を理解したうえで撮影に臨まれていると考えられます。
緊張しやすい性質
スクールJCA受験の際、試験官と目を合わせることができず、声も小さく・・・といったことにも『あがり症』の側面が見られます。
演技や麻雀の場面でも強く緊張することがあり、ばれないように深呼吸で対処しているそうです。
児島一哉さんの功績
プロ雀士の資格
第18回麻雀最強戦準優勝
国内にある複数の主要なプロ団体が認定する、麻雀界最高峰の戦いです。
その大会で準優勝ということは『国内2位の実力』です。
ベスト・オブ・ヨギ
2016年にヨガジャーナルでベスト・オブ・ヨギに選ばれました。
ヨガカルチャーを日本に広げ、多大な貢献と影響を与えた人物に対して贈られるもの
ライフスタイル誌「ヨガジャーナル日本版」(セブン&アイ出版)が主催
まとめ
緊張しやすい『あがり症』であっても芸人になることをあきらめず、受験や相方探しなどに取り組まれてきた児島一哉さん。『存在感が薄い』などと言われ、相方さんとの格差を感じる日々もあったかと思います。
一方で、麻雀の世界において大きな成績を挙げられていることを考えると、周囲の反応に振り回されることなく、好きなことに対して淡々と没頭できる才能がある方なのだと思います。
その歩んできた道を考えると、
と、生きるヒントをもらったような気がします。
俳優としての近年の活躍を見ていると、前々から俳優としての訓練を積まれていたのかと思い調べましたが、そのようなことは無いようです。
期待してここまでお読みくださった皆様、誠に申し訳ありません。
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